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【活動報告】倉敷営業道場7月例会(第5回)を開催しました!

📅 開催概要

📘 課題図書:「10倍成長 2倍より10倍が簡単だ ダン・サリヴァン, ベンジャミン・ハーディ」

💡 近況報告、課題図書感想

  • 近況報告では、今年の夏の予定をスピーチしました。酷暑の中、プロ野球観戦を楽しみにされているのが印象に残ります。

  • 図書『10倍成長』について意見交換。司会の立石さんが話題を深掘りし、活発な意見が交わされた。「考えること」の重要性が話題に。AIが進化し、考えなくても済む場面が増える中、営業職として思考を鍛える必要性が指摘されました。

🎯 メイン研修:営業マナー

  • 営業は「第一印象」で判断される

営業は、お客様との商談や交渉、契約、納品といった場面で実力が評価される仕事。しかしその前に、見た目や態度、言葉遣いといった 営業マナー が整っていないと、そもそもお客様が耳を傾けてくれない。営業マナーは「仕事の扉を開く鍵」。印象で「信頼できそう」「ちゃんとしていそう」と思ってもらうことがスタートライン。
  • みだしなみ・服装

見た目が第一印象を決める最大要素。清潔感を最優先すること。→ 服のしわ、汚れ、髪型、靴の汚れも要注意。靴磨きを毎日のルーチンにしているという意見もありました。身だしなみを整えながら、気持ちの整理をしているのではと思います。
第一印象を悪くすると、後から挽回するのはとても難しい。
  • 見た目が第一

印象を決める最大要素。清潔感を最優先すること。→ 服のしわ、汚れ、髪型、靴の汚れも要注意。靴磨きを毎日のルーチンにしているという意見もありました。身だしなみを整えながら、気持ちの整理をしているのではと思います。第一印象を悪くすると、後から挽回するのはとても難しい。
  • マナーとエチケット

両者は似ているようで、少し意味が異なります。たとえば、マナー:名刺を両手で渡す、エチケット:相手の名前を覚えて尊重する、名刺を粗末に扱わないになります。営業は、「マナー」で信頼の扉を開き、「エチケット」でその信頼を深める仕事。マナーを欠けば入口で拒まれ、エチケットを欠けば信用を失う。両方を意識することが、営業としての品格をつくり、会社の信用を守る最大の武器です。
マナー → 外から見える「型」やルール。エチケット → 心の中の「思いやり」や気遣い。マナー→名刺を両手で渡す。エチケット→相手の名前を覚えて尊重する、名刺を粗末に扱わない。
  • マナーの学び方

初対面の顧客と面談後、相手に対する印象や感じたことをグループで共有することで、マナーの捉え方を学べるとの意見が出た。
  • 営業には「エチケット」も必須

    1. マナーだけでなく、エチケットも営業には欠かせない。
    2. エチケットは「商道」にも通じる営業の品格。
    3. 「表に品、裏に恥」とは、人目に触れない部分でも誠実さや節度を保つこと。
    4. 品がある人と思われるか、恥知らずと思われるかで営業としての信用は雲泥の差。
    5. 営業マナーやエチケットは会社の信用そのものを支えている。
    6. 営業の心得 → 自分の行動は「会社の顔」だという意識を持つ。
  • 名刺の受け渡し

    1. 名刺は単なる紙ではなく、相手そのものを象徴するもの。
    2. 相手の名刺より下から差し出すと丁寧な印象になる。
    3. 両手で渡す・受け取ることを基本とする。
    4. 営業の心得 → 名刺交換は「ビジネスマナーの基本の儀式」と心得る。
  • 言葉遣い

    1. 丁寧語、謙譲語、尊敬語の違いを理解する。
    2. 普段から練習しておかないと、とっさに使い分けができない。
    3. 言葉遣いが適切だと、お客様に「きちんとしている」「信頼できる」という印象を与えられる
    4. 普段使っている敬語も、書き出そうとすると難しく、決まった言い回ししか出てこないことを再認識された。出来ないときこそ学びの機会と捉え、周囲と共に学び合うことの大切です。
    5. 営業の心得 → 「相手に不快感を与えない」言葉選びを徹底する。
  • お礼状について

お礼の手紙を書くことで気持ちが整理され、心が落ち着くとの意見がありました。書く行為は本来人間にとって楽しいものであり、試験や正解を求められる環境が苦手意識を生むのではないかとの指摘があった。
  • 「TPO」を意識する。

(Time・Place・Occasionの場にふさわしい装い)。多様な価値観を求められてきています。誰と会うか、何のために合うか事前の準備が必要。

 
項目 マナー エチケット
意味 社会生活・ビジネスでのルールや礼儀作法 他人に不快感を与えないための思いやりや気配り
範囲 行動の形式(所作・言葉遣い・服装など) 相手の立場や感情を慮る内面の心配り
名刺交換の仕方、敬語の使い方、服装ルール 香りや音への配慮、相手のプライバシーへの配慮
目的 社会のルールを守ること 相手を不快にさせないこと、場の空気を壊さないこと
  • 自己肯定感について

自分の不得手さを反省する声があったが、謙虚になりすぎると自己肯定感を損ない、自分の意見が言えなくなる危険も指摘された。様々な考え方に触れ、自分の立ち位置を確認しつつ、過度に自分を責めない感覚が重要との意見が出た。


敬語

① 思う
  • 丁寧語:思います
  • 謙譲語:存じます/存じ上げます
  • 尊敬語:お思いになります/思われます
② 言う
  • 丁寧語:言います
  • 謙譲語:申します/申し上げます
  • 尊敬語:おっしゃいます
③ (電話を)かける
  • 丁寧語:かけます
  • 謙譲語:お電話いたします/おかけいたします
  • 尊敬語:おかけになります
④ わかった
  • 丁寧語:わかりました
  • 謙譲語:承知しました/かしこまりました
  • 尊敬語:おわかりになります
⑤ 行く
  • 丁寧語:行きます
  • 謙譲語:参ります/伺います(訪問の場合)
  • 尊敬語:いらっしゃいます/おいでになります/お越しになります
⑥ できない
  • 丁寧語:できません
  • 謙譲語:いたしかねます
  • 尊敬語:おできになりません
⑦ 見る
  • 丁寧語:見ます
  • 謙譲語:拝見します
  • 尊敬語:ご覧になります
⑧ 待つ
  • 丁寧語:待ちます
  • 謙譲語:お待ちします
  • 尊敬語:お待ちになります
⑨ 聞く
  • 丁寧語:聞きます
  • 謙譲語:伺います/承ります(聞く・尋ねるの謙譲語)
  • 尊敬語:お聞きになります
⑩ あげる(やる)
  • 丁寧語:あげます/やります
  • 謙譲語:差し上げます
  • 尊敬語:くださいます
⑪ 頼む
  • 丁寧語:頼みます
  • 謙譲語:お願い申し上げます
  • 尊敬語:お頼みになります
⑫ ない
  • 丁寧語:ありません
  • 謙譲語:ございません
  • 尊敬語:いらっしゃいません(存在を表す場合)/お持ちでありません(所持を表す場合)



次回 2025年8月12日(火) (注意:水曜日がお盆休みのため火曜日に開催)場所:脇本電気工事(倉敷市連島町連島1944−1)

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