☆日 時 2016年7月8日(金) 19:00~21:00
☆場 所 新京都センタービル 5階 会議室
☆参加者 6名(吉田師範、町田、西村、倉本、奥村、杉山)
☆内 容 「“営業なんてやりたくない”後輩丸角さんのつぶやき」
進行指導:杉山
◎文月7月。京の都に祇園囃子音が響く時季がやってきました。
祇園祭:疫病退散を祈る八坂神社の祭礼です。元は、平安京に疫病が流行した9世紀、大内裏の南側に作られた神泉苑で、疫病の原因とされた怨霊を鎮めるために御霊会を行ったり、66本の矛を立てたのが始まりのようです。
7月の1ヶ月間、神輿と山鉾による様々な神事や行事が行われます。
昨年より復活した前祭(17日)、後祭(24日)に神輿の「先触れ」として、昼間に山鉾巡行が行われます。今年は幸いにも日曜日の巡行ですから、是非ご覧ください。
◎本日の鍛錬は、営業の基礎・基本テキスト(p15 p16)にもある、「営業の思い込み・思い違い」について、別紙ワーク事例から学ぶことにしましょう。
■事例:後輩丸角さんのつぶやき“営業なんてやりたくなかった”(別紙ワークシートを参照、一読してください)
◆この事例から、後輩丸角さんへの指導・アドバイスを考えてみましょう。
✿丸角さんの問題となる発言や視点、考え方や姿勢は?
①僕って営業に向いてないんです
②話し下手で、お世辞のひとつも言えないし
③先輩のように「立て板に水の如し話す」なんかできるわけが無い
④買ってもらうためにペコペコと頭を下げるなんて嫌
⑤技術屋だったから、営業の経験も知識もないです
⑥人間関係をつくるのに時間がかかりますよ
⑦先輩のように、高等テクニックを駆使できる日がいつ来るか・・・何年も先です
⑧営業センスがない
⑨お客と会うのももう嫌になっています
✿基礎・基本テキストからのアドバイスです。
「営業の思い違いは、今すぐ改めなさい!」
①私は、「営業に向いていない」のではないか?
・向いているかわからないので、2~3年やってみたら・・・如何でしょう。
・営業、ビジネス、人生は、「向き不向きではなく、前向きか、後ろ向きか」の違いです
②営業は「難しいもの」だと思う
・難しいことをやるのが営業だと思い込んでいませんか?
・難しいという言葉を、言い訳、やらない理由に使っていませんか?
・易しい(あたりまえ)のことをしていますか?
③「人間関係づくり」は時間がかかるものだ
・受け身で待っている状態では時間がかかるのは当然です
・「出逢いは一瞬 つきあい一生」の姿勢で努力していますか?
④私は、「知識や経験」が劣っているから売れない
・知識や経験はあるほうが良いです。勉強、訓練しましょう
・営業では、「気づき」と「スピード」が決め手となります
⑤私は、「上手に話ができない」から売れない
・上手に話ができるほうが良いです。練習しましょう
・営業で大切なことは、上手に話を「聞く、聴く、訊く」ことです
・喋り上手は自己満足、聞き上手は相手満足です
⑥営業で、「トップ(優秀)セールス」は、多くの時間を働いている
・トップセールスのほうが楽をしています
苦戦している営業のほうが、多くの時間とエネルギーを使っています
・なぜなら、トップ(優秀)セールスは、「呼ばれて」訪問します
苦戦セールスは、「無理にアポイントを取って」訪問します
⑦私は、お客様を「説得」出来ないから売れない
・お客様が「納得される」と売れます
・売ろうと思ったら「売れない」けれど、役立とうとする熱意と効動があれば、
必ず「売れます」
(効動とは、効果的な動きの意味です)
※最後に「センス」は磨くものです。(多くの経験により磨きあげられるものです)
■次に営業マンとして働く意義について考えてみましょう。(別紙ワークシートで、大切にしたい言葉を選んでください)
◆まず86項目から、15項目程度にしぼり、さらに7項目程度に、最終的には3項目に
絞ってください。そして、その3項目の言葉を使って、下記に(ワークシートに)
文章を作成してみましょう。
◆さらに、三つのキーワードは、どのような行動をし、
意識・態度を持てば良いのでしょうか?
各自考えて、発表してください。
※各自のキーワードに込められた熱い想い、すばらしいです。
日々のお仕事、日常生活にしっかり活かされていることが伝わってきます。
★本日の営業道場での学び:自身の勝手な「思い込みや思い違い」が、日々の行動にブレーキをかけているのです。
改めて、営業マンの2つの使命
①お客様の欲しいモノ、求めるモノを聞き出してくる
②ピッタリなモノを適正価格でお届けする です。
★次回の営業道場は、8月5日(金) 19:00~21:00
(第1金曜日です。間違いなく!)
★場所は、新京都センタービル 5階 会議室
★内容は、「お客様の願いと営業マンの思い」のワークです。